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ご自身の売上について、正しく理解していますか?

こんにちは!

創業支援に力を入れているあさがお税理士事務所代表の伊藤です。

長いこと創業支援をしていると、「この考え方を早めに持つと事業でも高確率で上手くいくよね」といった経験値がたまっていきます。

もちろん「これをすれば絶対成功」といったセオリーなど経営には存在しませんし、それを私が偉そうに語るつもりもありません。

ただ、事業、そして経営を上手く回していくには必要な、普遍的なものが存在するのも事実だと思います。

その中の一つが、「売上に対する正しい理解」だと思います。

経営していく上で重要な要素は星の数程ありますが、最も重要なものは「お客とお金」だと個人的には考えています(「顧客と資金繰り」とも言い換えられます。)。

お客とお金が回らないと、そもそも事業が成り立たないからです。
お客とお金がない状態では、人や組織、ましてや節税など考えられる余地はありません。

そして、お客とお金はどちらだけでもダメです。
これら二つが車の両輪のように上手く嚙み合ってこそ事業が良くなっていくという持論があります。

このお客とお金は、財務的に言えば「売上」という科目に集約されますが、
この最も重要なご自身の売上について正しく理解できている人は、事業でも高確率で上手くいっているという実感があります。

何故かは明白で、ご自身の売上を正しく理解できている人は、日々リアルタイムで正しく自己評価ができているからです。

単に良かった・悪かったの評価で終わらせず、
数値としていくら良い/悪いだったのか・それは何が原因だったのか」を突き詰められることで、翌日にはもうその対策を打てるからです。

事業で上手く行っている事業主は、例外なくこの部分を妥協していません。数字に強い・弱いではありません。

逆にこの部分をどんぶり勘定で終わらせてしまうと、いつまで経っても感情論でしか経営ができないことになってしまいます。

売上の対して正しく理解するためには、損益分岐点売上」の考え方を理解するのが最も近道です。

ちょうど最近、この記事を創業支援サイトにまとめました。

あさがお創業支援サイト
赤字を避けるにはいくら売上があればよい?「損益分岐点売上の計算方法」 | あさがお創業支援サイト ここでは、事業を継続していくために必要な売上高の計算方法について解説します。これが具体的な数字で見えていないと、「可能な限り頑張る」という精神論でしか経営ができ...
あさがお創業支援サイト
必要な生活費や目標利益のためにはいくら売上があればよい?「必要な売上の計算方法」 | あさがお創業支援... 今回は、損益分岐点売上高の応用編です。前回、損益分岐点売上高の計算方法について解説しました。 ▶赤字を避けるにはいくら売上があればよい?「損益分岐点売上の計算方...

売上は、頑張った結果ではなく、「必要な分だけ作るもの」です。

「可能な限り頑張る」という精神論から脱却するための一つの方法論として、全事業主に必要な考え方だと思っています。

*  *  *

本日は、午前中にzoomにて顧問先と打合せ。

午後も1件、事務所にて顧問先と打合せです。

それでは、今日も良い一日を!

東京代々木にある税理士事務所
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代表税理士 伊藤貴文

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